「お金の勉強をしたいんだけど、何から始めればいいかわからない…」
「YouTubeやSNSで調べても、情報が多すぎて逆に混乱する」
そんな経験、ありませんか?
こんにちは、けいいちです。
僕も最初はまったく同じでした。
NISA、iDeCo、保険、住宅ローン、ふるさと納税、投資信託……。
調べれば調べるほど知らない言葉が出てきて、
「結局、自分は何から勉強すればいいんだ?」
と、逆に混乱していたんですよね。
しかもSNSを見ると、
「この投資を今すぐ始めるべき!」
「その保険は絶対いらない!」
「S&P500だけ買っておけばOK!」
みたいな情報が次々に流れてきます。
正直、初心者からすると何を信じればいいのかわかりません。
でも、いろいろ勉強して、自分でも家計を管理したり、FP相談を受けたり、投資を経験したりする中で、少しずつわかってきたことがあります。
それは、
お金の勉強は、いきなり投資から始めなくていい
ということです。
まずは「家計を知る」「税金や社会保険を知る」「NISAなどの制度を知る」。
そのうえで、自分に必要な投資について考える。
この順番で進めると、かなり整理しやすくなります。
今回は、僕自身が実際にお金の勉強をしてきた経験も交えながら、初心者が何から始めればいいのかをできるだけわかりやすくまとめます。
この記事でわかること
この記事では、こんなことを解説します。
- 日本人のお金の知識は実際どのくらいなのか
- お金の勉強は何から始めればいいのか
- 金融庁・J-FLEC・日本銀行などの無料教材
- SNSの情報に振り回されないための考え方
- 僕が実際にやってよかったお金の勉強法
- 初心者におすすめしたい「お金の勉強の順番」
「投資を始めたいけど、何もわからない」という方にも参考になるように書いていきます。
日本人のお金の知識、実はそんなに高くない?
まず、少し安心できるデータから紹介します。
金融広報中央委員会が2022年に実施した「金融リテラシー調査」では、金融知識に関する問題の正答率は**全体で55.7%**でした。
つまり、単純に考えると半分くらいは間違えているわけです。
「自分だけお金のことを知らないのかな……」
と思っていた僕にとって、これはちょっと安心できる数字でした。
さらに、日本では「学校で金融教育を受けた」と認識している人の割合も低く、同調査では**7%**にとどまっています。
もちろん、これだけで「日本人はお金の知識が低い」と断定することはできません。
ただ、
「お金について体系的に学ぶ機会が十分ではなかった」
という人が多いことは、この数字からも感じられます。
だから、NISAやiDeCoを知らなかったとしても、別に恥ずかしいことではありません。
僕自身も、昔はお金についてほとんど考えていませんでした。
それこそ若い頃はパチスロにハマっていて、
「なんとかなるやろ」
くらいの感覚でお金を使っていました。
今振り返ると、かなり危ない状態だったと思います(笑)。
でも、そこから少しずつ勉強していくことで、
「税金ってこういう仕組みなんだ」
「投資ってギャンブルとは違うんだ」
「家を買うなら住宅ローンまで考えないといけないんだ」
と、少しずつ見える世界が変わってきました。
お金の勉強は「投資」から始めなくていい
ここは、この記事で一番伝えたいところです。
「お金の勉強を始めよう」
と思ったとき、最初にNISAや株式投資について調べる人は多いと思います。
もちろん、それも大切です。
でも僕は、
①家計管理
②税金・社会保険
③貯金・生活防衛資金
④NISAなどの資産形成制度
⑤投資商品の選び方
という順番で勉強するのがおすすめです。
なぜかというと、投資を始める前に「自分のお金の全体像」を知ったほうがいいからです。
例えば、毎月5万円投資できると思っていても、数年後に住宅ローンや教育費で大きな支出があるなら、話は変わります。
逆に、家計に十分な余裕があるなら、長期的な資産形成について考えやすくなります。
投資だけを勉強しても、自分の家計がわかっていなければ判断できません。
だから僕は、
「投資の勉強」より先に「自分のお金の勉強」
をおすすめしたいです。
まずは家計を把握するところから
最初にやってほしいのは、意外と地味です。
自分が毎月いくら稼いで、いくら使っているのかを確認すること。
これだけです。
例えば、
- 手取り収入
- 家賃・住宅ローン
- 食費
- 水道光熱費
- 通信費
- 保険
- 車
- 娯楽費
- 投資・貯金
などを書き出してみます。
僕自身、家計について真剣に考えるようになってから、エクセルでライフプラン表を作りました。
収入と支出を数十年分並べてみると、
「この時期は教育費が増えるな」
「住宅ローンがあると、このくらいのお金が必要なんだ」
「育休で収入が減る時期もあるな」
など、今まで漠然としていたことが数字として見えてきました。
これがかなり大きかったです。
お金の不安って、正体がわからないから怖いことも多いんですよね。
数字にしてみると、
「思っていたより大丈夫だった」
ということもあります。
逆に、
「このままだとちょっと厳しいな」
と気づくこともあります。
でも、早く気づければ対策できます。
だから最初の勉強は、投資商品を選ぶことではなく、自分の家計を知ることで十分です。
公的機関の無料教材がかなり使える
「でも、どこで勉強すればいいの?」
という人も多いと思います。
僕がおすすめしたいのは、まず公的機関の無料コンテンツを見ることです。
お金の情報を探していると、ブログやYouTube、SNSなどがたくさん出てきます。
もちろん有益なものも多いです。
ただ、初心者のうちは、
「誰が言っている情報なのか」
を判断すること自体が難しいですよね。
そこで、最初の土台作りには公的機関の情報が使いやすいと思います。
金融庁
金融庁では、家計管理、ライフプラン、保険、投資など、お金について基礎から学べる資料を公開しています。
特に初心者は、まずこうした基本的な情報から入ると理解しやすいです。
J-FLEC
**J-FLEC(金融経済教育推進機構)**も、お金について学びたい人にはかなり参考になります。
金融経済教育を推進するための公的な機関で、金融や資産形成について学べるコンテンツなどを提供しています。
日本銀行
日本銀行にも、お金や金融について学べるコンテンツがあります。
例えば「マネビタ」では、金融について動画などで学べる教材が用意されています。
こうした教材のいいところは、無料で始められること。
「お金の勉強をしたいけど、本を買うほどなのかな……」
という人でも、まず無料で試せます。
SNSの情報は「答え」ではなく「きっかけ」にする
ここからは僕自身の失敗も含めた話です。
投資を始めた頃、僕はSNSの情報をかなり気にしていました。
「S&P500が下落!」
「今すぐ買うべき!」
「暴落が来る!」
こういう情報を見ると、どうしても不安になります。
特に投資初心者の頃は、
「この人がここまで言うなら、本当に売ったほうがいいのかな?」
と思ってしまうんですよね。
でも、しばらく見ていると気づきました。
昨日と今日で言っていることが違う人もかなり多い。
もちろん、相場環境が変われば考え方が変わるのは当然です。
ただ、SNSでは注目を集めるために強い言葉が使われることもあります。
「危険!」
「絶対!」
「今すぐ!」
こういう言葉を見るときほど、一度立ち止まるようになりました。
今では、
SNSで情報を知る
↓
気になったことを公的機関や一次情報で確認する
↓
自分に必要か考える
という流れを意識しています。
SNSを完全に避ける必要はないと思います。
むしろ、新しい情報を知るきっかけとしては便利です。
ただし、
SNS=答え
にはしない。
これだけでも、かなり冷静に情報を見られるようになります。
僕が実際にやってよかった「3つのお金の勉強法」
ここからは、僕自身がやってみてよかったものを紹介します。
① 本で体系的に学ぶ
ネットやSNSの情報は、一つひとつはわかりやすい反面、情報がバラバラになりがちです。
そこで僕は、初心者向けのお金の本を一冊読んで、まず全体像を把握する方法が合っていました。
全部を暗記する必要はありません。
「こういう仕組みがあるんだ」
くらいで十分です。
そのあと、気になったところだけネットや公的資料で詳しく調べる。
この順番だと、情報が頭の中でつながりやすくなります。
② 実際に自分の家計を数字にしてみる
これは個人的にかなりおすすめです。
本を読んで終わりにするのではなく、
「自分の場合はどうなんだろう?」
と考えてみる。
僕の場合は、エクセルでライフプランを作りました。
収入、住宅ローン、生活費、教育費、貯金、投資などを入れてみると、今まで見えていなかったものがかなり見えてきました。
お金の勉強って、知識を増やすだけではなく、自分の生活に当てはめて初めて意味があると思っています。
③ FP相談を「答えをもらう場所」にしない
僕は実際にFP相談も経験しました。
家計を整理してもらえたのは非常に参考になりました。
一方で、保険などの商品を提案された経験もあります。
だからこそ、今はFP相談を利用するときも、
「全部お任せする」のではなく、「自分で考えるための材料をもらう」
という使い方がいいと思っています。
FPさんの話を聞く。
↓
自分でも調べる。
↓
家族と相談する。
↓
必要ならもう一度考える。
このくらいの距離感が、僕には合っていました。
初心者なら、この順番で勉強すればOK
「結局、何からやればいいの?」
という人向けに、僕ならこの順番をおすすめします。
STEP1 家計を把握する
まずは1か月分の収入と支出を書き出す。
↓
STEP2 税金・社会保険をざっくり知る
給与明細を見ながら、
「所得税って何?」
「住民税って何?」
「社会保険料って何?」
くらいから始める。
↓
STEP3 生活防衛資金について考える
突然の失業や病気、家電の故障など、投資とは別に必要なお金を考える。
↓
STEP4 NISA・iDeCoを知る
それぞれのメリット・デメリットを理解する。
↓
STEP5 投資商品の仕組みを勉強する
投資信託、株式、債券などの違いを知る。
↓
STEP6 自分に合った方法を考える
ここまで来て、初めて
「自分は毎月いくら投資できる?」
と考える。
これなら、いきなり難しい投資の話に飛び込まずに済みます。
「何のためにお金を勉強するのか」も大切
最後に、これもかなり大事だと思っています。
お金の勉強って、勉強すること自体が目的になると続きません。
僕の場合は、
「将来、お金のことで家族に苦労をかけたくない」
という気持ちが大きいです。
そして、個人的な目標として資産1億円もあります。
もちろん簡単に達成できる金額ではありません(笑)。
でも、
「1,000万円貯まったら妻とちょっといいものを食べる」
「老後は年金だけに頼り切らず、資産からも収入を得たい」
「いつか長期の海外旅行にも行きたい」
など、具体的に考えるようにしています。
こういう「お金を貯めた先に何をしたいのか」があると、勉強も続けやすくなります。
ただ節約して数字を増やすだけではなく、
「自分や家族がどう暮らしたいのか」
を考える。
そのためにお金の知識を身につける。
僕はこの考え方が一番大切だと思っています。
まとめ|お金の勉強は「家計を知ること」から始めよう
今回の記事をまとめます。
- 日本では金融について体系的に学ぶ機会が十分ではなかった人も多い
- お金の勉強は、いきなり投資から始めなくてもいい
- まずは自分の収入・支出を把握することが第一歩
- 金融庁・J-FLEC・日本銀行などの無料教材も活用できる
- SNSは情報収集のきっかけとして使い、重要なことは一次情報で確認する
- 本・家計管理・FP相談などを組み合わせると理解しやすい
- 最後は「自分や家族がどう暮らしたいのか」という目的を持つことが大切
僕自身、昔はお金についてほとんど考えていませんでした。
パチスロにハマったり、個別株で痛い目を見たり、FP相談に行ったり、ライフプランを自作したり。
いろいろ遠回りして、ようやく少しずつお金のことがわかってきた感じです。
だからこそ、
「もっと早く勉強しておけばよかった」
と思うこともあります。
でも逆に言えば、始めるのに遅すぎることもないと思っています。
まずは今日、自分の銀行口座を確認するところからでも十分です。
一緒に少しずつ、お金の知識を増やしていきましょう!
※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。制度やサービス、統計データなどは今後変更される可能性があります。特に金融制度については、最新の公的情報をご確認ください。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な判断はご自身の責任でお願いします

