「複利って言葉はよく聞くけど、結局なんでそんなにすごいの?」
「元本とか単利とか、なんとなくわかるけど正直よくわかってない…」
投資の話をしていると、必ずと言っていいほど出てくる「複利」という言葉。
「複利ってすごいよね!」って言われるんですが、最初は正直ピンと来てなかったんですよね。なんとなく「利息に利息がついてお得」ってイメージはあるんですけど、それがどれだけすごいのかって、数字で見るまで実感できなかったです。
この記事では、複利の仕組みをできるだけわかりやすく解説します。一緒に理解していきましょう!
この記事でわかること
- 元本・単利・複利の違い
- 複利がなぜ「すごい」のか、数字で見るとどれくらい差が出るか
- お金が2倍になるまでの期間を秒で計算できる「72の法則」
- 複利を活かすためにけいいちが実際に意識していること
元本・単利・複利って何が違うの?
まず用語の整理から始めましょう。
元本(元金) というのは、最初に投資・預金した「元手のお金」のことです。100万円預けたら、元本は100万円です。
単利 は、その元本にだけ利息がつく方式です。たとえば100万円を年利4%で単利運用すると、毎年4万円の利息がつきます。30年後の利益は、単純に「4万円 × 30年 = 120万円」です。
複利 は、発生した利息を元本に組み入れて、次の利息を計算する方式です。「利息が利息を生む」イメージです。
同じ元本・同じ利率・同じ期間でも、最終的な金額が大きく変わるのが複利の特徴です。
数字で見ると、差は「衝撃的」だった
野村アセットマネジメントのデータをもとに、実際の差を見てみましょう。
元本100万円・年利4%・30年間で運用した場合を比べてみます。
| 運用方法 | 30年後の利益 |
|---|---|
| 単利 | 120万円 |
| 複利 | 約224万円 |
単利と複利で、利益の差が100万円以上になります。
元本が同じ・利率が同じ・期間が同じなのに、これだけ差が出るんです。正直、最初にこの数字を見たとき「え、本当に?」って二度見しました(笑)
複利が「雪だるま式」と呼ばれるのも納得です。小さな雪玉が坂を転がるうちに、だんだん大きくなっていく感じ。最初はじわじわ、でも時間が経つにつれて加速していくイメージです。
具体的に見てみると、元本100万円・年利5%の複利運用ではこうなります。
- 1年目:100万円 × 5% = 5万円の利息(合計105万円)
- 2年目:105万円 × 5% = 5.25万円の利息(合計110.25万円)
- 3年目:110.25万円 × 5% = 5.51万円の利息(合計115.76万円)
毎年「増える金額」自体が大きくなっていくのがポイントです。
「72の法則」でお金が2倍になる年数がわかる
ちょっと面白い話をします。「72の法則」というものがあって、
72 ÷ 金利 = お金が2倍になるまでのおよその年数
で計算できます。
たとえば年利3%なら、72 ÷ 3 = 24年で2倍。年利5%なら、72 ÷ 5 = 約14.4年で2倍です。
これを逆に使うと「10年で2倍にしたければ、72 ÷ 10 = 7.2%の利回りが必要」という計算もできます。
難しい計算なしに「だいたいこれくらい」が瞬時にわかるので、かなり便利な法則です。
一方で、普通預金の金利はだいたい0.001〜0.1%程度。72の法則で計算すると、2倍になるまでに720年〜7万2千年かかる計算になります。銀行預金だけだと、資産はほぼ増えないということが数字でよくわかります。
けいいちの体験談と正直な感想
正直に言うと、複利の重要性を実感したのはエクセルでライフプランを自作したときでした。
FP(ファイナンシャルプランナー)に相談した後、「もっと自分で細かく把握したい」と思って、収入・支出・住宅ローン・教育費まで全部入力したエクセルを自分で作ったんです。
その中で住宅ローンの金利を変えてシミュレーションしてみたんですが、1%以下と2%超えで、総返済額が数百万円以上変わるという結果が出て本当に驚きました。金利の差って、たった数%でも長い目で見ると本当に大きい。それを実感したとき、複利の話が「机上の知識」から「リアルな話」に変わった感覚がありました。
また、過去に個別株で痛い目に遭ったこともあって(当時は-20%近い損失を出しました…)、今は楽天証券で積立NISA(投資の利益が非課税になる制度)を使って投資信託を毎月コツコツ積み立てています。
一般的に「複利効果を最大化するには長期運用が大事」と言われていますが、けいいちが思うのは「続けられる仕組みを作ることが一番大事」ということです。複利は時間が長いほど効果が出るので、途中でやめてしまったら意味がない。自動積立で「気づいたら増えてた」という状態を作るのが、一番現実的だと思っています。
読者へのアドバイス
複利について理解できたら、次の3つを意識してみてください。
① 早く始めるほど有利
複利は時間が長いほど効果が大きくなります。「もう少し勉強してから…」と迷っているより、少額でも早く始めた方が有利なことが多いです。
② 利息を引き出さずに再投資する
複利効果を活かすには、発生した利益をそのまま運用に回すことが重要です。投資信託の積立なら、分配金を自動的に再投資する「再投資型」を選ぶのがポイントです。
③ 余裕資金でやること
財務省中国財務局も「余裕資金で行うことを心がけましょう」と明記しています。生活費や緊急予備費を除いた「なくても困らないお金」で運用することが大前提です。焦って始めると、相場が下がったときに売りたくなってしまいますから。
まとめ
- 元本:最初の元手のお金
- 単利:元本にだけ利息がつく
- 複利:利息を元本に組み入れ、さらに利息がつく
- 100万円・年利4%・30年の場合、単利と複利で利益が100万円以上変わる
- 72の法則:72 ÷ 金利 ≒ 2倍になる年数
- 複利を活かすには「長く・続けること」が最大のコツ
複利は難しい話ではなくて、「時間を味方につけることで利益が加速する仕組み」です。早く知っておくほど有利な話なので、ぜひ周りにも教えてあげてください。
一緒に学んでいきましょう!
※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身でお願いします。

