「お金が増えない」は銀行のせいだった?普通預金・定期預金・投資の違いを比べてみて分かること

お金の考え方

「銀行にお金を預けてるのに、全然増えてる気がしない…これって正常なの?」

そうなんです、それ正常じゃないかもしれないんです。
正確に言うと、「増えていない」どころか、実質的には目減りしている可能性があるんです。

今日はそこを、ちゃんとデータを見ながら一緒に整理していきましょう。


この記事でわかること

  • 普通預金・定期預金の実際の金利水準
  • 「預金しておけば安心」が必ずしも正しくない理由
  • インフレ(物価上昇)が預金に与えるリアルな影響
  • けいいちがエクセルでライフプランを作ったときに気づいたこと
  • 投資と預金、どう組み合わせて考えるか

普通預金の金利、正直どのくらい?

まず数字から見てみましょう。

2025年4月時点で、普通預金の平均年利率は0.182%です。
100万円預けても、1年で1,820円しか増えません。

しかもこれは平均の話で、メガバンク(三菱UFJ・三井住友・みずほなど)だと0.10%前後のところも多い。
ネット銀行は0.30〜1.00%と高めですが、それでも銀行によって3倍以上の差がある状況です。

「え、じゃあネット銀行にすれば解決じゃないの?」と思いますよね。
そこが落とし穴で、話はそこで終わらないんです。

日本のインフレ率は、すでに3年半以上、2%を超えた状態が続いています
つまり、毎年2%以上、物価が上がっているということ。

金利が0.1〜0.3%しかつかない普通預金に置いておくと、
名目上は増えていても、お金の実質的な価値は下がっているんです。
これを「実質金利がマイナス」といいます。

簡単に言うと「金利より物価の上昇が速い状態=お金の価値が目減りしている」ということです。


定期預金は?「少しマシ」程度が正直なところ

定期預金(あらかじめ期間を決めて預けることで、普通預金より高い金利になる預金)はどうでしょう。

2025年4月時点の平均年利率は0.253%
メガバンクの1年もの定期預金は0.40%で、100万円を1年預けると利息は約4,000円です。

2024年3月にマイナス金利政策が解除されるまで、金利は0.002%だったことを考えると、
確かに大幅に上がっています。日銀(日本銀行)が2025年1月に政策金利を0.50%に引き上げたことも影響しています。

でもインフレ率が2〜3%の状況では、0.40%ではまだまだ追いつかない。

定期預金のメリットは、
元本が保証されている(1金融機関・1人につき元本1,000万円まで保護)
– 普通預金より金利が高い
– 計画的に貯められる

というところ。
お金をすぐ使わない分には、普通預金より有利なのは間違いありません。

ただインフレに「勝てる」かというと、現状はノーです。


ライフプランを自分で作って気づいたこと(けいいちの体験)

ここからは僕の話をさせてください。

FP(ファイナンシャルプランナー)相談を経験したあと、自分でエクセルを使ってライフプランを作ってみたんです。

収入は「ボーナスがあまり出ない場合」を想定して、少し厳しめに設定しました。
支出は外食・服代・旅行まで細かく入力して、毎月の収支と将来の残高推移を出しました。

そこで本当に驚いたのが、金利の違いによる影響のデカさです。

住宅ローンを1%以下で計算した場合と、2%超えで計算した場合とで、
最終的な返済総額や手元に残るお金が数百万円単位でズレるんです。
「たった1%の差でしょ」って思ってたのに、長期になるほど差が開いていって、
正直ちょっと怖くなりました。

預金も同じ発想で見ると、インフレという「目に見えない金利」が毎年2%以上かかっているようなもの。
預金だけに頼っていたら、数十年後には気づかないうちに大きく価値が削られている可能性があるということです。

エクセルを作りながら「最悪の条件でも家計が破綻しないようにしないと」と強く思いましたし、
一瞬「賃貸のほうがよかったんじゃないか…」と頭をよぎったのも正直なところです(笑)。

今はマネーフォワードMEで日々の収支を管理しながら、たまにエクセルのライフプランを更新するようにしています。
数字を定期的に見ることで、「なんとなく不安」が「具体的にこうすれば大丈夫」に変わっていく感覚があります。


じゃあ、どうすればいい?僕の考え方

ここは「こうしなさい」じゃなくて、あくまで僕の考え方として聞いてください。

まず大前提として、「日常使いの生活費+いざというときの備え」は預金でOKだと思っています。
普通預金の流動性(いつでも引き出せること)はやっぱり大事で、投資に全部回すのは無謀です。

でも、すぐには使わないお金をずっと預金に置いておくのは、リスクゼロではないというのが僕の考えです。

インフレが続く中で「何もしない」ことも、じわじわお金の価値を削られるという意味で、一種のリスクだと思っています。

SNSを見ていると「S&P500(アメリカの大企業500社に分散投資する指数)が下落!やばい!売れ!」みたいな情報が山ほど流れてきます。
正直、最初は僕もビビりました。

でも今は、普遍的な仕組みを理解してから判断するようにしているので、そういう情報に惑わされにくくなっています。
「短期的に下がることはあっても、長期でみれば右肩上がりになってきた歴史がある」という考え方を、自分の中にしっかり持つことが大事だと感じています。

あと、投資を始めるなら生活を苦しめてまでやる必要はまったくないと思っています。
できる範囲で、着実に。それが一番続きます。
僕自身、「投資に回す」という意識ができてから、無駄な外食や衝動買いが自然と減りました。
無理に節約しようとしたわけじゃないのに、お金の使い方が変わった感じがしています。


まとめ

普通預金 定期預金 投資(長期)
金利・リターン 0.1〜0.3%程度 0.4%程度(メガバンク) 過去実績で年3〜7%程度(変動あり)
元本保証 あり あり なし
インフレへの対応 弱い まだ弱い 比較的強い傾向
流動性(引き出しやすさ) 高い 低め 低め

どれかひとつが「正解」ということではありません。
それぞれの特徴を理解した上で、自分のライフプランに合わせて使い分けることが大事だと思っています。

「預金だけで安心」でもなく、「投資に全部突っ込む」でもなく。
少しずつ勉強しながら、自分に合った形を見つけていきましょう。

一緒に学んでいきましょう!


※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。データや金利水準は変動することがあります。投資にはリスクが伴います。最終的な判断はご自身でお願いします。

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