「FP相談って無料でできるみたいだけど、結局なにか売りつけられるんじゃないの?」
この不安、すごくよくわかります。
僕も最初はそう思っていました。
FP(ファイナンシャルプランナー)相談、一度は気になったことがある人も多いんじゃないでしょうか。
でも、
「無料って怪しくない?」
「保険を勧められるだけじゃないの?」
と思って、なかなか踏み出せない人もいると思います。
今回は、実際にFP相談を経験した僕が、**「一般的に言われていること」と「実際に僕が感じたこと」**を分けながら、リアルな話をそのまま書いていきます。
この記事でわかること
- FPってそもそも何者なのか
- 無料FP相談では何をするのか
- 無料相談と有料相談の違い
- 実際に相談してみて感じたこと
- FP相談をうまく活用するためのポイント
FPってそもそも何者なのか
まず、基本的なところから整理しておきましょう。
FP(ファイナンシャルプランナー)とは、家計・保険・住宅ローン・税金・年金・資産運用など、お金に関する相談に乗ってくれる専門家です。
FPには国家資格である「ファイナンシャル・プランニング技能士」や、民間資格の「CFP・AFP」などがあります。
ここで、ちょっと意外なデータがあります。
日本FP協会の調査によると、CFP・AFP認定者のうち約72%が、生命保険・損害保険・証券会社などの企業に所属しています。
一方で、完全に独立したFP事務所に所属しているFPは約7%です。
つまり、「FP=完全に独立した中立的な専門家」とは限らないんですね。
無料相談に申し込む前に、そのFPがどこに所属していて、どういうビジネスモデルなのかを確認しておくことは大切です。
これを知っているだけでも、相談に行くときの心構えがかなり変わると思います。
無料FP相談の実態、正直に書きます
では、無料FP相談では実際に何をするのでしょうか。
日本FP協会の追跡調査(2024年)では、無料FP相談で**「保険の見直し・提案」が多く行われている**ことが示されています。
家計の状況や将来のライフプランをヒアリングしたあと、生命保険などの商品を提案されるケースがあるわけです。
もちろん、これは必ずしも悪いことではありません。
自分に必要な保障を整理できたり、加入している保険を見直すきっかけになったりするメリットもあります。
ただし、相談相手が特定の商品を販売する会社に所属している場合、その商品を提案される可能性があることは知っておいた方がいいでしょう。
無料相談のメリット・デメリットをまとめると、こんな感じです。
無料相談のメリット
- お金をかけずに相談できる
- 家計を客観的に見てもらえる
- ライフプランを一緒に考えてもらえる
- 保険や住宅ローンなど、自分では気づかなかった問題を整理できる
無料相談のデメリット
- 特定の金融商品を提案される場合がある
- 相談相手によっては、完全に中立とは言い切れない
- 商品を勧められることに抵抗を感じる人もいる
大切なのは、「無料だから危険」「有料だから絶対安心」と単純に考えないことだと思います。
相談するFPの所属先や、相談後に商品提案があるのかなどを確認しておくと安心です。
実際にFP相談に行ってみて感じたこと
ここからは、僕自身の体験です。
僕がFP相談に行ったのは、子どもが生まれて、
「これから将来どれくらいのお金が必要なんだろう?」
と不安になったことがきっかけでした。
実際に相談してみて、よかったと思うこともたくさんありました。
収入や支出を整理してもらったり、住宅ローンや教育費などを含めてライフプランを考えてもらったことで、今まで漠然としていたお金の問題が「数字」として見えるようになったんです。
これはかなり大きかったです。
「なんとなく将来が不安」
だったものが、
「この時期にこれくらいのお金が必要になる」
という形で見えてきました。
一方で、正直に言うと「本当にこれで合ってるのかな?」と感じる部分もありました。
特に気になったのが、平均値を使ったシミュレーションが多かったことです。
子どもの教育費ひとつとっても、公立なのか私立なのか、大学に進学するのか、習い事をするのかで必要なお金は大きく変わります。
「平均的にはこれくらいです」と言われても、必ずしも自分の家庭に当てはまるとは限りません。
そして、相談を進めていく中で、保険の提案もありました。
「この保険に入った方がいいですよ」
と勧められたとき、僕は一度立ち止まって考えることができました。
それは、FP相談に行く前に自分でもある程度情報を調べていたからだと思います。
逆に、何も知らない状態で相談していたら、言われるまま契約していた可能性もある。
そう考えると、ちょっと怖いですよね。
お金の知識がないことが、一番のリスクだった
僕は若い頃、パチスロにはまっていた時期があります。
お金がどんどん減っていくのに、
「まあ、なんとかなるやろ」
くらいに考えていました。
今振り返ると、あの頃の自分はお金について何も知らなかったことが一番の問題だったと思います。
そしてFP相談を経験してみて、これは同じだと感じました。
FPさんが悪いという話ではありません。
でも、自分に知識がなければ、相手の言っていることが正しいのか、自分に本当に必要なのかを判断できません。
だから今の僕は、
「自分でもある程度調べたうえで、プロの意見を聞く」
というスタンスを大切にしています。
FP相談をうまく活用するための3つのポイント
では、FP相談には行かない方がいいのでしょうか?
僕はそうは思いません。
使い方さえ間違えなければ、FP相談はかなり便利なサービスだと思っています。
僕が大事だと思うポイントは3つです。
① 事前にある程度、自分でも調べておく
全部おまかせにするのではなく、
「僕はこう考えているんですが、どう思いますか?」
という状態で相談する。
この方が、得られる情報も多くなると思います。
もちろん、すべてを勉強してから行く必要はありません。
「住宅ローンについて知りたい」
「教育費がどれくらい必要なのか知りたい」
「今の保険が自分に合っているか確認したい」
くらいの目的を決めておくだけでも十分です。
② 有料相談も選択肢に入れる
「商品を販売する人ではなく、できるだけ中立的な立場から相談に乗ってほしい」
という場合は、有料FPへの相談も選択肢になります。
相談料がかかる分、商品販売とは切り離して相談できるケースがあります。
ただし、こちらも「有料だから絶対に正解」というわけではありません。
料金だけで判断せず、資格や実績、相談内容などを確認して選ぶことが大切です。
③ その場で契約しない
これが個人的には一番大事です。
保険や金融商品を提案されたとしても、
「一度持ち帰って、家族と相談します」
でOKです。
その場で決める必要はありません。
僕自身も、何かを提案されたら一度家に持ち帰って調べるようにしています。
家族と話して、必要なら別のFPや専門家の意見も聞く。
それくらい慎重でちょうどいいと思っています。
「FP相談は絶対行くな」はちょっと極端だと思う
SNSを見ると、
「FP相談は絶対行くな」
「無料FPは危険」
「保険を売りつけられるだけ」
みたいな意見を見かけることがあります。
もちろん、そう感じる経験をした人もいると思います。
ただ、僕自身は全部が悪いとは思っていません。
FP相談をきっかけに、自分の家計や将来について真剣に考えるようになることもあります。
僕自身も、FP相談をしたことがきっかけで、
「もっと自分でもお金について勉強しよう」
と思うようになりました。
一方で、SNSでは「S&P500は絶対買うべき!」とか「今すぐ売らないとヤバい!」みたいな極端な情報もたくさんあります。
結局のところ、人の意見をそのまま信じるのではなく、自分で判断できる最低限の知識を持っておくことが大切なんですよね。
まとめ
今回の内容を整理します。
- FPは家計・保険・住宅ローン・資産運用など、お金全般について相談できる専門家
- 無料相談では、保険などの商品を提案されるケースもある
- FPの所属先やビジネスモデルを確認しておくことが大切
- 僕自身はライフプランを整理できたことが大きなメリットだった
- 一方で、平均値だけでは自分の家庭に当てはまらないと感じた部分もあった
- 事前に自分でも調べることと、その場で即決しないことが大切
- 中立的な相談を求めるなら、有料FPも選択肢になる
FP相談は、
「行くな」でも「絶対に行け」でもない。
僕は、**「使い方を知ったうえで活用するもの」**だと思っています。
自分である程度知識をつけて、わからないところをプロに聞く。
そして、提案されたものは一度持ち帰って、自分や家族に本当に必要なのかを考える。
これくらいの距離感が、ちょうどいいんじゃないでしょうか。
お金のことは知らないと不安になりますが、少しずつ知っていけば怖くなくなっていきます。
一緒に少しずつ学んでいきましょう!
※本記事は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。FP相談の内容や料金、制度などは各事業者・時期によって異なります。最終的な判断はご自身でお願いします。

