「ZEHって聞いたことあるけど、よくわからない。家を買う時に知っておかないといけないの?」
こんにちは、けいいちです。
今回は住宅に関わる話として、ZEH(ゼッチ)について書きます。
実はこのテーマ、僕にはちょっとした苦い思い出があります。ハウスメーカーの展示会に行った時、ZEHという言葉を知らなくて、営業の人に「え、ZEHも知らないんですか?やばー」という感じのリアクションをされたことがあるんです。
正直、めちゃくちゃ恥ずかしかったし、悔しかったです。
でも今ならわかります。知らなかったのは僕だけじゃなかった。データもそれを証明していました。
この記事でわかること
- ZEHとは何か(基本をわかりやすく)
- ZEHを知らないのは恥ずかしいことなのか(データで確認)
- ZEHのメリット・デメリット
- 展示会で馬鹿にされた僕の体験談
- 住宅を検討する前に知識をつけることの大切さ
ZEHって何?まずは基本をおさえよう
ZEH(ゼッチ)とはNet Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略です。
ざっくり言うと、「使うエネルギーを減らす(省エネ)」と「エネルギーを自分で作る(創エネ)」を合わせて、年間のエネルギー収支がゼロ以下になる家のことです。
3つの要素で成り立っています。
- 高断熱:壁や窓の断熱性能を上げて、冷暖房の効率を高める
- 省エネ設備:エネルギー効率の高いエアコン・給湯器・LED照明などを使う
- 創エネ(太陽光発電など):屋根に太陽光パネルを設置して自分でエネルギーを作る
これらをすべて満たした住宅が「ZEH住宅」として認定されます。さらに、HEMS(ホーム・エネルギー・マネジメント・システム)という家全体のエネルギーを見える化するシステムを導入することも多いです。
国の政策としても、2030年度以降に新築される住宅はZEH基準の省エネ性能を確保することを目指すという方針が閣議決定されています。今や住宅業界のスタンダードに向かっている考え方なんです。
知らなくて当然だった、というデータ
ここで一つ、少し安心できるデータを紹介します。
一般財団法人 住宅生産振興財団と住宅展示場協議会の調査(2018年)によると、住宅展示場に来た人のうち、ZEHをよく知っていた・少しは知っていたと答えた人は30.5%のみでした。
つまり、住宅展示場にわざわざ足を運んでいる「家を建てる気まんまんの人」でさえ、7割近くがZEHをよく知らない状態だったんです。
これ、かなり意外じゃないですか?
もちろん2018年から時間は経っています。2024年度の最新データでは、注文住宅でのZEH普及率は42.6%まで上昇しています。ハウスメーカー単体では72.0%という数字も出ています。確かに認知度は上がってきた。
でも2023年頃に展示会に行った僕が知らなかったとしても、そこまで「やばー」と馬鹿にされるようなことではなかったはずです。
展示会で馬鹿にされた話と、そこで感じたこと
2023年頃、僕は妻とマンション購入を考え始めていました。子供を作ることも視野に入れ始めた頃で、将来のことを考えると3LDK以上の広い家が必要だなと思っていたんです。
金額が大きいので不安もありましたが、未来の家族の姿を想像するとワクワクする気持ちも強かったです。そんなタイミングで、情報収集の一環としてハウスメーカーの展示会に行きました。
そこで営業さんにZEHについて説明を受けたのですが、「ZEHって何ですか?」と聞いた瞬間、「え、ZEHも知らないんですか?やばー」みたいなリアクションをされてしまいました。
正直、かなり悲しかったです。知らないことを馬鹿にするって、なんか違うよなと思いました。
ただ一方で、「これは自分が勉強しておくべきだったな」とも感じました。相手が悪かったのは確かですが、知識がなければ対等に話を聞くことすらできない。その悔しさが、しっかり勉強しようというモチベーションにもなりました。
この後に行ったFP(ファイナンシャルプランナー)との無料相談も思い出します。収入と支出のバランスを整理できたのは良かったんですが、「投資も始めてみては?」と勧められた時、最初は怖くて全然ピンとこなかった。でも今振り返ると、あの頃からお金や住宅の知識を積み重ね始めたことが、今につながっているんだと思います。
知らないことは恥じゃない。でも、知っていれば守れることがある。 そう実感した経験でした。
ZEHのメリット・デメリットを整理する
参考として、ZEHのメリット・デメリットも簡単にまとめておきます。
【メリット】
- 光熱費が減る:断熱性能が高く、太陽光発電で電気を自給できるため電気代が下がりやすい
- 売電収入が得られる:余った電力を電力会社に売ることができる(売電価格は年々変動あり)
- 補助金の対象になりやすい:国や自治体のZEH補助金を受けられるケースがある
- 快適な住環境:断熱性能が高いため、夏涼しく冬暖かい
【デメリット】
- 初期費用が高い:太陽光パネルや高断熱設備の設置コストがかかる
- 太陽光パネルのメンテナンス費用:パネルの寿命や交換費用が将来的にかかる
- 売電収入は年々下がっている:固定価格買取制度(FIT)の買取価格は低下傾向にある
ZEHが「いい家」であることは間違いないと思います。ただ、初期費用の高さと長期的なランニングコストは、きちんと試算した上で判断することが大切です。「補助金もらえるからとりあえずZEH」ではなく、自分の資金計画に合っているかを確認してほしいです。
まとめ
この記事でお伝えしたかったことをまとめます。
- ZEHとは、省エネ+創エネで年間エネルギー収支をゼロ以下にする住宅のこと
- 住宅展示場に来た人でも7割近くがZEHをよく知らなかったというデータがある
- 知らなかったのは珍しいことではなく、馬鹿にされる筋合いはない
- ただ、知識があれば自分を守れる場面がある
- ZEHはメリットもあるが、初期費用と長期コストはしっかり確認が必要
住宅を検討する前に、ZEHという言葉くらいは知っておくと会話がスムーズになります。展示会でいきなり「やばー」と言われないためにも、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
一緒に少しずつ学んでいきましょう!
※本記事は2026年6月時点の情報をもとに作成しています。補助金制度や普及率データは変動する場合があります。最終的な判断はご自身でお願いします。

