物価上昇時代の家計の守り方|30代会社員が数字を見て気づいたこと

家計・節約

「なんか最近、毎月の食費が増えてる気がする…でも何をすればいいのかわからない」


こんにちは、けいいちです。

スーパーに行くたびに「あれ、また値段上がった?」と感じることが増えましたよね。
我が家も0歳の子供がいて、ミルクやオムツ、食費がじわじわ上がっていくのをリアルに感じています。

「節約しなきゃ」とは思うけど、何から手をつけていいかわからない。
そんな人に向けて、今回はデータをもとに物価上昇の現実を整理しつつ、僕が考えていることを正直に話します。


この記事でわかること

  • 今の物価上昇がどのくらい深刻か(数字で確認)
  • 家計への実際の負担額(試算データあり)
  • 「貯金だけ」では資産が目減りする理由
  • 物価上昇時代に家計を守るためにできること
  • 僕が実際にやっていること

物価は今どのくらい上がっているのか

まず現実を把握するところから始めましょう。

総務省の統計によると、2025年の消費者物価指数(CPI=モノやサービスの値段をまとめた指標)は前年比3.2%上昇しています。
特に「食料」は前年比6.8%という大幅な上昇。
お米(穀類)に至っては21.9%増です。正直、数字を見てびっくりしました。

しかも日銀が「物価上昇率2%以上」の状態が続いているのは、2022年4月以降で45ヶ月連続(2025年12月時点)。
3年以上、ずっと物価が上がり続けているんです。

日銀の見通しでは、2025年度中も2%台後半の上昇が続くと予想されています。
「一時的なもの」ではなく、しばらくこの状態が続くと思って動いた方がよさそうです。


家計へのダメージは年間いくらか

「3%とか6%とか言われてもピンとこない」という方も多いと思います。
なので、金額に換算してみましょう。

第一生命経済研究所の試算によれば、物価上昇による家計の負担増は次のとおりです。

  • 2024年:1人あたり+3.1万円(4人家族で+12.3万円)
  • 2025年:さらに+2.7万円(4人家族で+11.0万円)の増加

つまり2年続けて、4人家族で年間10万円以上の負担増が続いていることになります。
子育て中の我が家には、かなりリアルな数字です。

「なんか最近お金が足りない気がする」という感覚は、気のせいじゃなかったわけです。


「貯金だけ」では実は損をしている

ここが一番伝えたいことです。

金融庁のデータによると、定期預金で20年間運用した場合の累積リターンはわずか0.71%です。
一方、株式や債券に分散して長期積立投資をした場合は累積82.84%(年平均3.06%)というデータが示されています。

物価が年3%上がり続ける世界で、お金を銀行に預けていても利息はほぼゼロ。
お金の「量」は変わらないのに、買えるものがどんどん減っていくということです。

これを「実質的な目減り」と言います。
つまり貯金だけでは、じっとしているだけでじわじわと損している状態になるんです。

日本の家計金融資産2,100兆円超の半分以上がいまだに現預金、というのも金融庁が課題として挙げているポイントです。
「投資は怖い」という気持ちはわかります。でも「何もしない」にもリスクがある時代になっています。


僕がやっていること(体験談も含めて)

ここからは僕の話です。

マンション購入を検討し始めた2023年頃、物価もマンション価格も上がっていく状況を目の当たりにしました。
「このままじゃまずい」という焦りもあったし、同時に「資産を持つことで未来が変わるかもしれない」というワクワク感もありました。

マンション購入に踏み切ったのもその流れですが、同時に始めたのが新NISA(投資の利益が非課税になる制度)での積立投資です。
妻と相談して、夫婦合算で月10万円以上を積立中。今のところ含み益が出ています。

住宅ローンは変動金利(0.75%スタート、現在1%)で組んでいます。
「変動で大丈夫なの?」とよく聞かれますが、最悪の条件でも破綻しないシミュレーションをしたうえで選びました
今は投資の運用益がローン金利を上回っている間は繰り上げ返済せず、着実に積み立てていく方針です。

一点補足しておくと、僕は過去に個別株で-20%の損失を出したことがあります。
仕事中トイレで株価を確認するほど精神的に消耗して、一度投資から撤退した経験もあります。
だからこそ、「毎月一定額を積立てるだけ」というシンプルな方法が自分に合っていると感じています。


読者のみなさんへ

物価上昇に対して「何かしなきゃ」と焦る気持ちはわかります。でも、いきなり大きなことをする必要はありません。

まず、こんなところから始めてみてください。

①まず現状を把握する
毎月の収入と支出を把握するだけで、何にお金が消えているかが見えてきます。

②「現金だけ」のリスクを理解する
物価が上がり続ける中で貯金だけでは実質的に目減りすること、まずここを家族で話し合ってみてください。

③NISAで少額から始めてみる
月1,000円でも、積み立てを始めることが大事です。「いつか始めよう」は「いつまでも始めない」になりがちです。

投資に不安を感じる方は、FP(ファイナンシャルプランナー)に相談するのもいいと思います。
僕もFP相談の経験がありますが、「まず話を聞いてもらう」だけでも整理になりました。


まとめ

  • 2025年の物価上昇は前年比3.2%。食料品は6.8%増という現実
  • 4人家族換算で年間10万円以上の負担増が続いている
  • 貯金だけでは物価上昇に負けて、実質的に資産が目減りしていく
  • 長期・積立・分散投資は、物価上昇に対抗できる有効な手段のひとつ
  • まずは現状把握+少額の積立スタートが最初の一歩

「なんとなく不安」で終わらせず、一緒に少しずつ動いていきましょう。
僕も完璧ではないし、毎月びくびくしながらやっています(笑)
でも、知識をつけて行動することが、一番の家計の守り方だと思っています。


※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。記載のデータや制度は変更される場合があります。最終的な判断はご自身でお願いします。

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