「投資を始めたいけど、楽天証券とSBI証券って結局どっちを選べばいいの?」
NISAや投資信託を始めようと思ったとき、多くの人が最初にぶつかる悩みですよね。
ネットで調べると、
- 「SBI証券が最強!」
- 「楽天証券のほうが初心者向け!」
- 「ポイント還元なら○○!」
など、さまざまな情報が出てきます。
情報が多すぎて、
「結局、自分にはどっちが合っているの?」
と迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
実は我が家では、
僕が楽天証券、妻がSBI証券を利用しています。
実際に夫婦で使い比べてみると、それぞれに良いところ・気になるところがありました。
もちろん「絶対に楽天証券が正解」「SBI証券じゃないとダメ」ということはありません。
だからこそこの記事では、
実際に使っているからこそ感じた違いと、客観的なデータを合わせて、初心者にもわかりやすく解説します。
この記事でわかること
✅ 楽天証券とSBI証券の違い
✅ クレカ積立はどちらがお得なのか
✅ IPOやNISAなどの違い
✅ 夫婦で両方使って感じたリアルな感想
✅ 初心者はどちらを選べばいいのか
結論|初心者ならどちらを選んでも失敗しません
先に結論からお伝えします。
僕の考えはこんな感じです。
楽天証券がおすすめな人
- 楽天カードを使っている
- 楽天市場をよく利用する
- 初めて投資をする
- シンプルに始めたい
SBI証券がおすすめな人
- 三井住友カードを使っている
- Vポイントを貯めている
- IPO投資にも興味がある
- 商品数を重視したい
正直なところ、
どちらを選んでも大きく後悔することはありません。
それくらい、この2社はネット証券の中でもトップクラスです。
実際に僕たち夫婦も別々の証券会社を使っていますが、
「楽天だから失敗だった」
「SBIだから使いにくい」
と感じたことはありません。
違いはありますが、
自分の生活スタイルに合う方を選ぶことが一番大切です。
楽天証券とSBI証券を比較してみた
まずは全体像を見てみましょう。
| 比較項目 | 楽天証券 | SBI証券 |
|---|---|---|
| 口座数 | 約1,326万 | 約1,519万 |
| NISA口座数 | 約699万 | 約536万 |
| 国内株手数料 | 無料 | 無料 |
| 投資信託 | 約2,600本 | 約2,600本 |
| 米国株 | 約4,600銘柄 | 約5,300銘柄 |
| IPO実績(2025年) | 44社 | 63社 |
| クレカ積立 | 最大2% | 最大3%※条件あり |
| ポイント | 楽天ポイント | Vポイント |
| 顧客満足度 | 1位 | 2位 |
※2026年6月時点
こうして見ると、
実は大きな差はほとんどありません。
ネットでは
「SBI一択!」
と言われることもありますが、
数字だけを見れば楽天証券も十分トップクラスです。
口座数はSBI証券がトップ。でも楽天証券も急成長中
まず多くの人が気になるのが利用者数です。
2025年末時点では
- SBI証券:約1,519万口座
- 楽天証券:約1,326万口座
となっています。
さらに楽天証券は2026年4月に、
単体証券会社として国内最多となる1,400万口座突破
を発表しました。
つまり、
どちらも多くの投資家に選ばれている証券会社ということです。
「利用者が少ないから不安…」
という心配は全く必要ありません。
投資信託・米国株の商品数を比較
商品数を見ると、
SBI証券が少しだけリードしています。
投資信託
両社とも約2,600本
ほぼ同じです。
初心者が購入するような人気ファンドは、
どちらでもほぼ購入できます。
例えば、
- eMAXIS Slim 全世界株式
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- オルカン
などの人気商品は両方で取り扱っています。
そのため、
投資信託を始めるだけなら商品数は気にしなくて大丈夫です。
米国株
- SBI:約5,300銘柄
- 楽天:約4,600銘柄
SBIの方が少し多いですが、
初心者が買う有名企業はどちらにも揃っています。
AppleやMicrosoft、Amazonなどの主要銘柄を買うだけなら、この差を気にする場面はほとんどありません。
僕の感想
正直、このあたりはネット上では大きな違いとして語られがちですが、初心者が最初の1〜2年で困ることはほぼないと感じています。
商品数よりも、「積立設定をして、長く続けること」のほうが何倍も大切です。
楽天証券とSBI証券、クレカ積立はどっちがお得?
ここまで比較してきて、個人的に一番気になるのが「クレカ積立」ではないでしょうか。
投資信託の積立をクレジットカードで支払うことで、ポイントが貯まる仕組みです。
毎月の積立でポイントがもらえるので、
「どうせ同じ金額を積み立てるなら、ポイントが多いほうがいい!」
と思うのは当然ですよね。
ただ、ここは少し注意が必要です。
「最大○%還元」という数字だけで判断しないほうがいいと僕は思っています。
なぜなら、カードの種類や年間利用額、購入する投資信託によって還元率が変わるからです。
楽天証券は楽天カードでクレカ積立
楽天証券では、楽天カードを使って投資信託の積立ができます。
2026年8月時点では、カードの種類や投資信託の代行手数料によって、0.5%〜最大2%の楽天ポイントが付与されます。楽天ブラックカードなら2%、楽天プレミアムカードなら1%など、カードによって条件が異なります。
つまり、
「楽天証券なら誰でも2%!」
というわけではありません。
ここは以前の僕の記事でも少し誤解を招く書き方をしていた部分なので、注意しておきたいところです。
とはいえ、楽天カードを普段から使っている人にとっては、楽天ポイントをまとめて管理できるのは大きなメリットです。
楽天市場、楽天カード、楽天銀行、楽天証券……。
普段から楽天のサービスを使っているなら、ポイントの使い道を考える手間も少なくなります。
SBI証券は三井住友カードとの相性がいい
一方、SBI証券のクレカ積立では、三井住友カードやOliveを利用できます。
こちらもカードの種類や年間カード利用額などによって還元率が変わります。
例えば三井住友カード プラチナプリファードでは、年間カード利用額に応じてクレカ積立の基本的なポイント付与率が1〜3%となっています。プラチナプリファードの年会費は33,000円(税込)です。
さらに2026年現在は、Oliveの資産運用特典など一定の条件を満たすことでポイントが上乗せされ、条件次第では最大6%と案内されています。
ただし、ここで注意したいのが、
「最大6%だからSBI証券のほうが絶対お得!」
とは言えないことです。
ポイント還元率を高くするためには、それなりの条件があります。
ポイント還元率だけで証券会社を決めないほうがいい
例えば、毎月5万円を積み立てるとします。
還元率が1%なら、
年間6,000ポイント
です。
2%なら、
年間12,000ポイント
になります。
その差は年間6,000ポイント。
もちろん無視できない金額ですが、
「年間6,000ポイントのために、普段使っていないカードを作る」
となると、話は変わってきます。
さらに高還元カードには年会費がかかる場合もあります。
そのため僕は、
①普段使っているカード
②年間のカード利用額
③クレカ積立の還元率
④カードの年会費
この4つをまとめて考えるのがおすすめです。
ポイントだけを見て証券会社を選ぶのではなく、
「自分の生活に無理なく組み込めるか」
を考えたほうが、長く続けやすいと思います。
IPOならSBI証券が有利
次に大きな違いが出てくるのがIPOです。
IPOとは「Initial Public Offering」の略で、企業が新しく株式を上場するときに、投資家が株式を購入できる仕組みです。
IPO投資に興味がある人にとっては、証券会社の取扱実績はかなり重要です。
2025年のIPO取扱実績は、
- SBI証券:63社
- 楽天証券:44社
となっており、SBI証券のほうが多くなっています。
楽天証券も2025年には44件を取り扱っており、決して少ないわけではありません。
ただ、
「IPOにも積極的に挑戦したい!」
という人なら、SBI証券を選ぶ理由のひとつになります。
逆に、
「NISAで投資信託をコツコツ積み立てたい」
という初心者であれば、IPOの差をそこまで気にする必要はありません。
僕自身も、証券会社選びでIPOを最重要視しているわけではありません。
ここからは僕の実体験。夫婦で両方使ってみて感じたこと
ここまでは数字やサービスの違いについて話してきました。
でも、この記事で一番伝えたいのはここからです。
我が家では、
僕が楽天証券、妻がSBI証券
を使っています。
つまり、同じ家計の中で2つの証券会社を実際に使っています。
だからこそ、
「どっちが優れているか」
ではなく、
「実際に使ってみるとどう感じるのか」
という視点で比較できます。
僕が楽天証券を選んだ理由
僕が楽天証券を選んだ一番の理由は、
もともと楽天のサービスを使っていたから
です。
楽天市場を利用することもありますし、楽天カードも使っていました。
そのため、
「投資だけ別のサービスにするより、楽天でまとめたほうが分かりやすそう」
と思って楽天証券を選びました。
これって意外と大事だと思っています。
投資を始めると、
- 証券会社
- クレジットカード
- 銀行
- ポイント
など、いろいろなサービスが関係してきます。
最初から全部を完璧に管理しようとすると、初心者には結構大変です。
その点、普段から使っているサービスと証券会社を揃えると、
「あれはどこだったっけ?」
となりにくい。
僕にとっては、これが楽天証券を選んだ大きな理由でした。
妻がSBI証券を選んだ理由
一方、妻はSBI証券を使っています。
理由のひとつが、
三井住友カードを使っていたから
です。
SBI証券では三井住友カードによるクレカ積立ができ、Vポイントを貯められます。
つまり妻の場合は、
「SBI証券が一番優れているから」
というより、
「自分が普段使っているカードとの相性が良かったから」
という理由で選びました。
これ、かなり重要だと思います。
ネットで証券会社を比較すると、
「SBI証券は商品数が多い」
「楽天証券はポイントが強い」
など、サービスそのものの比較が中心になります。
でも実際に使うのは「自分」です。
だからこそ、
今持っているカードや銀行、普段使っているサービス
まで含めて考えると、意外と簡単に決められます。
夫婦で証券会社を分けて良かったこと
実際に夫婦で別々の証券会社を使ってみて、
「これは良かったな」
と思うことがあります。
それが、
お金について話す機会が増えたこと
です。
例えば、
「今月ポイントどれくらい付いた?」
「そっちはどんな商品を積み立ててる?」
「SBIの画面ってどんな感じ?」
みたいな話をすることがあります。
普通に生活していると、
夫婦で投資について話す機会って意外と少ないですよね。
でも証券会社を分けていることで、
自然と比較するきっかけができます。
「楽天とSBI、どっちがいいんだろう?」
という疑問から、
「じゃあ実際に使って比べてみよう」
となったのは、我が家にとっては良かったと思っています。
逆に、2つの証券口座を持つデメリットもある
もちろん、良いことばかりではありません。
一番感じるのは、
管理が少し面倒になること
です。
例えば、
「今どこにいくらあるんだっけ?」
となることがあります。
楽天証券とSBI証券の両方に資産があると、
- 投資額
- 評価額
- 保有商品
- 現金残高
などをそれぞれ確認する必要があります。
夫婦で別々に使うならまだいいですが、
一人で2つ、3つと証券口座を増やしていく必要はない
と僕は思います。
特に投資初心者なら、
最初は1社に絞る
くらいで十分です。
結局、楽天証券とSBI証券はどっちがおすすめ?
ここまで読んで、
「結局どっちなの?」
と思っている方もいると思います。
僕なら、こんな基準で選びます。
楽天証券がおすすめな人
楽天カードを使っている
楽天カードを普段から使っているなら、楽天証券との組み合わせは分かりやすいです。
楽天ポイントもまとめやすいので、初心者でも管理しやすいと思います。
楽天市場など楽天サービスをよく使う
楽天経済圏をある程度利用しているなら、楽天証券を選ぶメリットがあります。
「投資のためだけに新しいサービスを増やしたくない」
という人にも向いています。
とにかくシンプルに始めたい
投資初心者にとって、最初に必要なのは「完璧な証券会社選び」ではありません。
口座を作って、
NISAで投資信託を積み立て始めること
です。
そういう意味でも、普段から楽天を使っている人なら楽天証券は始めやすい選択肢だと思います。
SBI証券がおすすめな人
三井住友カードを使っている
三井住友カードを普段から利用しているなら、SBI証券との組み合わせを検討する価値があります。
クレカ積立でVポイントを貯められるのもメリットです。
ただし、還元率はカードの種類や年間利用額などによって変わるので、「最大○%」だけで判断しないようにしましょう。
IPOにも挑戦したい
IPO投資を考えているなら、2025年の取扱実績が楽天証券より多かったSBI証券は有力候補です。
商品の選択肢をできるだけ広く持ちたい
米国株など、幅広い商品を積極的に探したい人にもSBI証券は向いています。
「どちらでもいい」という人はどうする?
これが一番多いと思います。
楽天サービスも特に使っていない。
三井住友カードも持っていない。
IPOにも興味がない。
そんな人なら、
僕は楽天証券から始めてもいいと思います。
理由はシンプルで、
初心者でも比較的分かりやすく始めやすいからです。
もちろんSBI証券でも問題ありません。
ここで大切なのは、
「どちらが0.1点優れているか」
を考えることではありません。
証券会社選びで一番大切なのは「続けられること」
投資を始めると、
「こっちのほうがポイントが0.5%高い!」
「この証券会社のほうが商品数が多い!」
と、細かい違いが気になってきます。
僕も最初はそうでした。
でも、積立投資は基本的に長期戦です。
例えば毎月5万円を積み立てるとして、
証券会社選びに何か月も悩んで始められないより、
早く始めて積立を継続するほうが大切だと思っています。
もちろん、手数料やポイントは大事です。
でも、
「どの証券会社を選ぶか」より「投資を続けられる仕組みを作るか」
のほうが、僕は重要だと思っています。
顧客満足度では楽天証券が1位、SBI証券が2位
ちなみに、客観的な評価も見てみましょう。
2026年のオリコン顧客満足度「ネット証券」では、
1位:楽天証券
2位:SBI証券
という結果になっています。
楽天証券は69.2点、SBI証券は68.8点で、かなり僅差です。
つまり、
「SBI証券のほうが圧倒的に優れている」
「楽天証券は初心者向けだから性能が低い」
というような単純な話ではありません。
どちらも多くの利用者から高く評価されている証券会社です。
だからこそ、
最後は自分の生活に合うかどうか
で決めていいと思います。
僕ならこう選びます
最後に、僕なりの判断基準をまとめます。
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 楽天カードを使っている | 楽天証券 |
| 楽天市場などをよく使う | 楽天証券 |
| 三井住友カードを使っている | SBI証券 |
| Vポイントを貯めたい | SBI証券 |
| IPOにも挑戦したい | SBI証券 |
| とにかくシンプルに始めたい | 楽天証券 |
| 特にこだわりがない | どちらでもOK |
このくらいシンプルに考えていいと思います。
まとめ|楽天証券とSBI証券、どちらを選んでも大丈夫
今回は、楽天証券とSBI証券を比較してみました。
改めて整理すると、
- 口座数はSBI証券が多い
- NISAや投資信託はどちらも充実
- 米国株などの商品数はSBI証券がやや多い
- IPOはSBI証券が有利
- 楽天証券は楽天カード・楽天ポイントとの相性がいい
- SBI証券は三井住友カード・Vポイントとの相性がいい
- クレカ積立は還元率だけでなくカードの年会費や利用条件まで見る
- 顧客満足度は楽天証券1位、SBI証券2位でどちらも高評価
という感じです。
そして、僕が一番伝えたいのは、
「どちらを選ぶか」で悩みすぎなくていい
ということです。
僕自身、最初はかなり調べました。
「楽天とSBI、どっちがいいんだろう?」
「もっとお得な証券会社があるんじゃないか?」
「ポイントを損したくない」
そんなことを考えて、なかなか始められませんでした。
でも実際に始めてみると、
「もっと早く始めればよかった」
という気持ちのほうが強かったです。
投資は長く続けることが大切だからこそ、最初から100点の選択をする必要はありません。
楽天証券でもSBI証券でも、自分に合ったほうを選んで、まず一歩踏み出してみる。
僕はそれで十分だと思っています。
この記事を読んで、
「楽天証券にしてみようかな」
「SBI証券で始めてみようかな」
と少しでも思ってもらえたなら嬉しいです。
一緒に無理のない範囲で、少しずつ資産形成を続けていきましょう。
※本記事のサービス内容・ポイント還元条件などは2026年8月時点の情報をもとにしています。条件やサービス内容は変更される場合があります。投資には元本割れのリスクがあります。口座開設や投資商品の購入については、各金融機関の最新情報を確認したうえで、ご自身の判断でお願いします。

