投資信託の選び方、初心者はこれだけ見ればいい【4つのポイントで迷わない】

NISA・投資信託

「投資信託って種類が多すぎて、どれを選べばいいかわからない…」

この悩み、すごくよくわかります。

僕も最初に楽天証券を開いたとき、ファンドの数の多さに完全に思考停止しました。「えっ、これ全部から選ぶの?」って。

でも今は迷わず選べています。理由はシンプルで、見るべきポイントが実は4つだけだから。

この記事では、その4つをできるだけわかりやすくまとめます。


この記事でわかること

  • 投資信託は何千本もあるけど、初心者が見るべきポイントは絞れる
  • コスト(信託報酬)が長期的にどれだけ影響するか
  • 純資産総額と運用実績の「最低ライン」の目安
  • SNSの情報に惑わされないための考え方
  • 結局、初心者に向いているのはどんな投資信託か

投資信託は約6,000本あるけど、迷わなくていい理由

まず現実を見てみましょう。

国内で買える投資信託は、2025年末時点で約5,775本あります。純資産総額(ファンドが運用している資産の合計)は300兆円を超えたとも報じられています。

「6,000本から選ぶの?」と思うと気が遠くなりますよね。

でも安心してください。

新NISAのつみたて投資枠で買えるのは、そのうち約354本だけです。金融庁が「長期投資に向いている」と判断した商品しか対象にならないので、そこから選べばいい。

金融庁は「既存の投資信託の大半は資産形成に不向きなもの」とはっきり言っています。つみたて投資枠に絞るだけで、すでに大きくふるいにかけられているんです。

つまり、最初から全部を見なくていいということです。


初心者が必ずチェックすべき4つのポイント

ここからが本題です。投資信託を選ぶときに見てほしいのは、この4つです。

① 信託報酬(コスト)

信託報酬とは、ファンドを持っている間ずっとかかる管理費用のことです。年率で表示されていて、自動的に差し引かれます。

相場感としては、

  • インデックスファンド(市場全体に連動する投資信託):年率0.1〜0.3%程度
  • アクティブファンド(プロが銘柄を選んで運用):年率1.0〜2.0%程度

「0.5%の差なんて大したことないでしょ」と思いがちですが、これが大きい。

100万円を年率0.5%と1.0%で運用した場合、10年後に約9万4,000円、20年後には約34万4,000円もの差がつくというデータがあります。

コスト差は「じわじわ」じゃなくて「ガッツリ」効いてきます。

② 純資産総額(ファンドの規模感)

純資産総額が小さすぎると、ファンドが途中で終了(繰上償還)してしまうリスクがあります。

目安として「最低50億円以上」あるファンドを選ぶとよいと言われています。人気がないファンドはひっそり消えていくことがあるので、ここは一応チェックしておいてください。

③ 運用実績(3年以上あるか)

新しいファンドは実績が少なくて判断しにくいです。

発売から3年以上経っているかどうかが一つの目安。できれば1年・3年・5年の実績を見て、複数のファンドと比べてみるといいです。

④ インデックスか、アクティブか

初心者にはインデックスファンドをおすすめする声が多いです。

理由はシンプルで、コストが低い・長期実績で安定している・プロが選んだ銘柄よりも市場全体に乗っかるほうが長期的に有利なケースが多いというデータが積み上がっているから。

金融庁もつみたてNISAではインデックスファンドを基本として設計しています。


僕が個別株でやけどして、インデックスに落ち着いた理由

ここからは僕の話をさせてください。

入社2年目のとき、個別株を始めました。「ちゃんと調べればいける」と思って手を出したんですが、全然ダメでした。コロナ禍で-20%の損失を出して撤退。

一番しんどかったのは精神的なダメージです。仕事中にトイレで何度も株価を確認して、下がっていたらモヤモヤしたまま仕事に戻る、という毎日でした。

株主優待でマックのクーポンをもらえたときは素直に嬉しかったし、株が悪いとは思っていません。でも当時の僕には向いていなかった。

個別株の場合、銘柄を自分で選ぶ判断力が要ります。僕にはその知識も経験も足りていなかった。

その反省から、今は楽天証券でインデックスファンドの積立NISA一本に絞っています。毎月自動で積み立てられるから、株価をリアルタイムで追わなくていい。相場が下がっても「今は安く買えてる」と思えるようになりました。


SNSの「ヤバい情報」に惑わされないために

もう一つ、伝えたいことがあります。

SNSを開くと「S&P500急落!今すぐ売れ!」みたいな投稿が流れてくることがあります。僕も最初はドキッとしていました。

でもよく見ると、翌日には「やっぱり大丈夫でした」みたいなことを言っている人も多い。閲覧数を稼ぐために煽っているだけのケースもあります。

今の僕があまり惑わされなくなった理由は、「普遍的な情報を自分の頭に入れておく」という習慣ができたから。

具体的には、

  • 長期・積立・分散が有効なのはなぜか
  • 信託報酬が長期で利益にどう影響するか
  • ファンドの選び方の基準は何か

こういう「変わらない知識」を持っておくと、目の前の情報に振り回されにくくなります。

毎日の株価より、長く続けられるかどうかのほうがずっと大事です。


まとめ

投資信託は種類が多くて最初は迷いますが、見るべきポイントは絞れます。

チェック項目 目安
信託報酬 インデックスなら0.3%以下
純資産総額 50億円以上
運用実績 3年以上
種類 まずインデックスファンドから

そして、つみたて投資枠の354本から選べば大きくは外れません

僕自身、個別株で痛い目を見てから、シンプルに絞ることの大切さを身をもって学びました。完璧なファンドを探すより、自分が長く続けられるものを選ぶことのほうがよっぽど重要だと今は思っています。

一緒にコツコツやっていきましょう!


※本記事は2026年7月時点の情報をもとに作成しています。投資信託の選択はご自身の状況や目的によって異なります。最終的な判断はご自身でお願いします。

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